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Ongoing
Making of Ongoing


目的

参加作家ミーティング vol.01議事録

2月22日(金)
午後7時00分〜
於:東京都内

皆さん
ほんとーにお疲れさまです。
昨日のミーティングで話されたことを、来られなかった方、また先に帰られた方のために、簡単にお知らせします。
夕方7:00〜翌朝6:00までという、ものすごい長さの、白熱しまくり声のボリューム上がりっぱなし、アドレナリン出まくりのミーティングとなりました。もりもりもりもり盛りだくさんだったな。疲れたよ、ほんと。胃がいてーよ。
そんなもので、全てをフォロ−できてないと思いますが、とりあえずいってみよう!

●一連のメールで話されていたことのおさらい

これはメールを読んでいなかった方のための総復習という感じで、一連のメールでのやりとりをざっと話しました。

●意志決定の方法についての合意

『金曜日ミーティングのための提案・1』という件名で送らせていただいた展覧会に関わる事物の最終的な決定の方法について、以下に記した手順で行ってよいかどうかの確認を作家側に行いました。参加者からの合意を得られたため、今後は、以下に記した手順で最終的な決定を行うこととなります。
Ongoing展で物事の決まる手順
1.Ongoing展で「こんなことをやりたい」というアイディアがある人は、ミーティングの場かメーリングリストで、そのアイディアを発表。その時、どんなアイディアか、予算、スケジュールを明記。
2.そのアイディアについて、色んな人が思うことをいう。
3.Quake Center側で、出た意見を取り入れる形で、もう1度そのアイディアを調整する。
4.QCから仮決定として再提出。その時、なぜそのような結論に達したかを、詳しく説明
5.参加者からQuake Centerが達した案に対して異議、反論がある場合は、納得してもらうよう話し合う。けれど、基本的にアイディアの発案者から合意が得られたら、そのプロジェクトは発足。アイディアの発案者はプロジェクトの代表になる。
6.そのプロジェクトに賛同し参加したい人は、いつでも参加できる。参加したい人は、ミーティングの場かメーリングリストで「参加したい」と意志表明。もしくはプロジェクトの代表に直接連絡。その場合、プロジェクトの代表は、誰が参加しているかを他の参加者に連絡する。
7.そのプロジェクトから辞めたい人は、ミーティングの場かメーリングリストで「やめます」と意志表明。

●山咲ナナさんによるカタログ案プレゼン

もう一度どういうものになるかをナナさんの方からプレゼンしてもらいました。その結果、反対意見のようなものは出なかったため、基本的に山咲さんがカタログの責任者になってもらいカタログ制作を進めてもらうこととなりました。補足としては、以下の2点。

・作家が用意するものと、統一したフォーマットで作る各作家のページをだきあわせる
・Ongoingがどんなものかを説明する言葉をつける

カタログについては山咲さんから改めて連絡があると思います。

●坪井姉妹による当日プログラム案プレゼン

添付ファイルで配布した資料をつけておいたのでそれをとりあえず、見てください。諸案が、具体的に説明されています。以下箇条書きで

  • 作家によるシンポジウム今回の企画に関わった人(応募作家、出展作家、QCメンバー)の有志で参加し、幾つかのテーマに沿って話し合う。

  • ゲストトーク様々な立場から現在の「表現」の現場に関わっている人に話をしてもらう。

  • アート版妖怪ポスト作家への質問、感想等を書いた手紙を観客が出せるポスト。作家は質問に答えなくてはならない。やりとりは掲示板、WEBで発表

  • 来場者による人気投票一番好きだった作品に、観客が投票

  • Ongoingツアー今回の企画に関わった人(応募作家、出展作家、QCメンバー)の有志が希望する観客にOngoingをガイドする

  • アーティストトーク出品作家が自分の作品制作背景などを話す。

以上がプログラム案としてだされていたものです。これを、全部やるのは無理という意見が、作家側からだされ、どれを削るかという話題になりました。

そこでまず、ゲスト問題が一番に浮上。資料に載った人々を全員呼び対応するのは不可能ということになりました。長時間(2時間ぐらい)の激論の末名前の挙がっていたゲストの中から選ばれたのが・平田オリザ・村上タカシ(IZUMIWAKUプロジェクトの人)の二名に絞って今後、ゲスト依頼を進めることになりました。

平田オリザ氏は演劇の分野で積極的に観客を開拓しているアーティストであり、その方法論、ビジョンの話を聞きたいというのがその理由。また、「今後日本に文化・芸術の活性化こそが必要だ」という明確な理念を実現しようとアーティストの立場で積極的に動いている人であるから。村上タカシ氏は新しいアートの流れを実践している一人であり、その内容、目的、直面している問題点などを聞きたいというのがその理由。

また、予算という問題もあり、両氏とも無償での講演交渉を行っていきます。

第二に問題として上がったものとして、来場者による人気投票です。これは、入り口付近におくアンケートの1項目として載せるということになり単独での設置はしないということになりました。残りの案は全て行うという方向になりました。

●カフェについて

これも添付した資料をまず読んでください。 
カフェはONGOINGでもっとも多くのことに利用するスペースとなることとなります。
以下その利用内容

  • 飲食・歓談スペースとして

  • 資料室として(全作家のポートフォリオなど)

  • QCのこれまでの活動とOngoingのできるまでのドキュメント展示空間として

  • エントリー作家の作品上映(全エントリー作家の作品をビデオにまとめたものを上映、作品もスペースのゆるす限りおくことにする)

  • パフォーマンス会場として(希望作家がいた場合)

  • 掲示板の設置

  • アーティストトーク

  • ゲストトーク

  • 作家によるシンポジウム

  • Ongoingツアー集合場所

これについても、特に問題はでなかったためカフェは実際に設けることになりました。

●Ongoingスタッフ作家募集

具体的業務を書いた回覧板をミーティングで回しました。その場で書いてくれた人の中から展覧会までの時間を考慮して、責任者を決めていきました。スタッフは随時募集中です。というか全然人数が足りていません。どしどしご応募を。また、私がどうしても責任者になりたいという人はこちらまでお知らせ下さい。

具体的業務

  • 搬入・搬出
    これは基本的に参加者全員で行う

  • DM/チラシ/ポスターまき(責任者:足立桃子)
    スタッフ:佐藤、鷺山、竹熊、笛田、山咲

  • カフェ運営(責任者:坪井リン)
    スタッフ:松村、林、笛田、江場、(竹島)

  • 会場デザイン−建物内部 (責任者:村松一)
    スタッフ:笛田、江場

  • 会場デザイン−建物外部 (責任者:江場)
    スタッフ:笛田

  • 映像記録係(責任者:坪井アヤ)
    スタッフ:瀧、海老原

  • カタログ制作(責任者:山崎ナナ)
    スタッフ:藤田、小瀬村

  • 作家シンポジウム(責任者:笛田亜希)
    スタッフ:羽藤、小川兄弟、松村、岡田、笛田、江場

  • Ongoingツアー(責任者:小川希)
    スタッフ:江場

●順位を発表するかしないかについて

順位を発表するということについては作家側から反対が多く寄せられました。20名に入ることが決して問題ではなく、20名に入らなかった作家も一緒になって、この展覧会を、作り上げていくことに意味があるのだという、主催者側の当初からの意見と一致したため、順位の発表はしないことになりました。ただ、どのような選考理由だったのかを知りたい作家の方のために、20名の作家に対する、それぞれのコメントを数個ずつ記載することになります。また、全体的な感想を書いてくださった方のコメントも紹介します。

●プレス報告

プレス担当の飯田くんの方から、雑誌に実際に掲載となる作家で選出用カタログの写真を使用してはまずいという作家がいるならば、知らせてほしいという質問がなされました。これについても詳細は別メールで飯田くんの方から流れると思います。

●カンパ制について&それに絡んでお金のことも。

これはものすごい長い時間の話になりました。総議論時間数3〜4時間位!!
大問題となったのは、***問題。

これは以前QCの村松くんからのメールでちらっと触れていたのですが、ある企業から、ある作家名をチラシ等に載せれば助成が可能だという返答が村松くんに来ていました。村松くんは個人的にその作家を知っているため、頼もうと思えば頼める関係にあるということなのですが、現実問題としてその作家はこのONGOINGにいっさい関係していないという事実があり、まさに「お金のためだけ」に名前を拝借しては、Ongoingの趣旨が全然変わってしまうのではという不安があったのです。しかし、現実問題として予算がひじょうに苦しいという現実があり、金を取るか理想をとるかという問題を参加作家とともに考えることになりました。結論は多くの参加作家の意見をきくなかで、何度もひっくり返りました。しかし最終的にだした結論は、

名前拝借は不要!

というものでした。これは初の助成かというところでの苦汁をなめる決断となりましたが、記念すべきスタート地点には自分たちの名前だけを、ということでした。

お金に関しての結論。当初QCが予定していた予算(最低限の展覧会を行うのに必要な予算)はQCが負担します。今現在想定している予算は、Ongoingをもっとよいものにしたいという思いからでてきたもので、助成が難航している現状では、このままいくと大幅な赤字がでるものです。だけどもここで予算を縮小してそれこそカタログもない展覧会をやるよりは、今現在の予算で、やれることを頑張ろうという結論に達しました。そこで、あらためてOngoing展やQCの趣旨に賛同する方に任意のカンパを呼びかけます。最終的なOngoingの赤字は、すべてQCで負担します。そうはいっても展覧会にかけられるお金としては非常に少ないですが、その少なさでできることを最大限行おうということになりました。

『任意のカンパ制』は一連のメール騒動で、良くわからなくなっていたと思いますが、行うということを作家側に再び確認させてもらいました。何度もいうことになりますが、カンパとは任意のもので強制のものではありません。ワリカンじゃないんですよ。

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●Ongoing展 参加作家カンパ制
 一口、1000円
 直接主催者側への手渡し、 もしくは銀行振り込み
 振込先   東京三菱銀行 小金井支店(店番号223) 
 普通口座 1012909
 クウエイクセンター 小川 希
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カンパされた方の名前は公表しませんが、随時いまどれくらいのカンパが集まっているかを新しく立ち上げる掲示板で発表していきます。
カタログ、カフェで稼がなくては〜。

●メールの今後、新掲示板について

最近の大量なメールの量で、どれが重要なメールかわからなくなっているというご指摘が多く寄せられているため、メールの利用の仕方を変更しようと思います。

メールでは、QuakeCenter側からの会合場所、各プロジェクトからのお知らせなど、通知を送るのみとしました。Ongoingという企画に関して、カタログ、会場設定、シンポジウムなど、Ongoingに関する様々な話題は新しく設置する掲示板で今後行っていこうと思います。

いま新掲示板を構築中ですので、それが完成しだい、そちらに皆さん相談・議論の場を移していただきたいと思います。新掲示板ができ次第、あたらしいアドレスをお知らせします。

また各プロジェクトが今後それぞれ動き出すと思います。そこで、個別に連絡を取り合うためにメーリングリストを立ち上げたいなどの要望がありましたら、相談にのります。

ざーと書いてきました。つかれた。メールでは良くわからないことが多いと思いますが、メールちゅうのはそんなもんです。わからないところがあったら、しつもんしてください。

ちなみに明日が投票の締め切りですので、皆さん忘れずに投票してくださいね。

Quake Center
小川 希

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[Quake Center 事務局]
ご意見、ご感想、お問い合わせなどはこちらまで。
quake@fne.freeserve.ne.jp
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