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04.02.2003
 
会期中のようす
会場のようすをリポートします。

 Ongoing 開催期間の4/13〜4/17は、会場となった旧三河台中学校を囲む桜の新緑がいきいきと芽生え始めた、そんな時期でした。 あんない君
駅をでてすぐ


 この旧三河台中学校は六本木駅から徒歩一分もかからない交通の便の良い場所に建っています。地下鉄の階段を上がると、参加作家によるアイデアから形になった手作りの道案内看板『あんない君』が迎えてくれます。 あんない君
制作統括は江場さん


 あんない君に導かれ会場に到着し、これもまた参加作家が自ら描いた垂れ幕をくぐり抜けると、以前中学校だったという、初めてくるのにどこか懐かしみのあるその場所で、来場者は若い世代による様々な表現に出会うことになりました。

 期間中は老若男女問わず様々な客層の人々が足を運びました。六本木という場所柄か、中には外国の方々もみうけられました。

垂れ幕
制作はアトリエ
フェニックスのみなさん



 初日のオープニングパーティーにおけるフラメンコから始まり、参加作家が1日2回、会場内の作品を解説して廻る『Ongoingツアー』や、展示作品に関しての質問や感想を書くとその返事が該当作品の作者から返ってくる『アート版妖怪ポスト』など、表現と見る人たちの新しい関係を創り出したいという、参加者たちの願いが様々なイベントとして形になって期間中会場を盛り上げていました。 ツアー
Ongoingツアー


妖怪ポスト
妖怪ポスト


 会場の最上階、一番奥に位置するカフェは、来場者にとって、また作家も含め参加者全てにとっての憩いの場となりました。 手作りカフェ
手作りカフェ


カタログを販売
カフェ入り口では
カタログを販売



 ここには、参加した各作家の作品の資料などが入ったファイルボックスがおかれ、思い思いにくつろぎながら来場者はファイルに目を通していました。 カフェ展
選外作家によるカフェ展も


ファイルボックス
ファイルボックス
企画・制作は松村さん



 また、カフェは、オープニングパーティ、ゲストトーク、アーティストトーク、そして最終日のアーティストシンポジウムなどの舞台にもなりました。

フラメンコ
オープニング。
白熱のフラメンコ



ゲスト両氏
平田オリザ氏×村上タカシ氏
ゲストトーク



シンポジウム風景
作家シンポジウム



 会期中、Ongoingに来場した方は、多くの若い世代による自由な表現にふれ、作品に対する感想を述べたり、ときには出展作家に作品の説明を求めたりしていました。そして、このOngoingという、70年代生まれの若い表現者たちが生み出した、どことなく安心できる空間の雰囲気を存分に味わっているように見えました。

 またご来場くださった方々と同様もしくはそれ以上に参加者たちのこの空間を楽しんでいる姿が、会期を通じ、とても印象的でした。


常設展のようす
にぎわう常設展


くつろぐ参加者
楽しむ参加者



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